外国人の高度人材認定制度の変更について
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外国人の高度人材認定制度の変更について
昨年の12月に外国人の高度人材認定制度が変更になりました。
高度人材認定制度とは、優れた能力や技術等をもつ外国人の方々が、日本で活動しやすい環境を
整備することにより、積極的に日本に誘致することを目的としている制度で、年収や学歴、保有資格
などが審査され、100点満点中70点以上だと高度人材に認定される制度です。
外国人の方が高度人材に認定されると主に以下のようなメリットがあります。
【メリット】
・複合的な在留活動の許容
・在留期間「5年」の付与
・在留歴に係る永住許可要件の緩和
・入国・在留手続の優先処理
・配偶者の就労
・親の帯同
・高度人材に雇用される家事使用人の帯同
今回変更になった点は、年齢により収入の最低基準が設けられたり、ポイント計算表の点数の変更
など様々あり、今まで認定されにくかった高度人材に多少は認定されやすくなりました。
また、今まで曖昧だった加点できる資格の一覧表や日本語能力検定が明確化された事が大きいと
思います。
ただ、収入を証明する書類が今まで過去に得た収入ではなく、今後受けるであろう予想収入を証する
書面という条件が変わっていないので、会社によってはそのような証明を出せないところが多々ある
のではないかと心配しており、多少は取得しやすくなってもそれほど以前と変わらないのでは?
というのが個人的な感想です。
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