日本で夫婦として暮らすための「結婚ビザ」:申請のポイントと注意点
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日本で夫婦として暮らすための「結婚ビザ」:申請のポイントと注意点

東京都墨田区でビザ専門の行政書士をしている米井です。

国際結婚が増える中、「日本でパートナーと一緒に暮らしたい」という外国人の方から、結婚ビザ(正式名称:日本人の配偶者等)に関するご相談を多くいただきます。今回は、結婚ビザの申請方法、取得のメリット・デメリット、そして申請時の注意点について、行政書士の目線から分かりやすく解説します。

結婚ビザ(日本人の配偶者等)とは?

結婚ビザは、日本人と婚姻関係にある外国人が、日本で生活するために必要な在留資格です。このビザを取得することで、夫婦として日本で共に暮らし、活動することができます。

結婚ビザ取得のメリット・デメリット

メリット

  • 日本での夫婦生活が可能に:
    パートナーと一緒に日本で安心して暮らせるようになります。
  • 就労制限が少ない:
    原則として、就労活動に制限がありません。就労ビザのように特定の業務に縛られることなく、自由に仕事を選ぶことができます。
  • 他の在留資格への変更の可能性:
    将来的には永住許可申請への道も開けます。

デメリット

  • 偽装結婚への厳格な審査:
    偽装結婚を防ぐため、入管は婚姻の信憑性を非常に厳しく審査します。交際期間や結婚に至る経緯、夫婦の生活実態について詳細な説明が求められます。
  • 必要書類が多い:
    戸籍謄本、住民票、住民税の課税証明書、質問書(詳細な交際経緯を記載)、スナップ写真など、申請には多くの書類が必要です。
  • 更新時の審査:
    一般的に初回は1年、その後3年、5年といった形で在留期間が設定され、定期的な更新が必要です。更新時にも、夫婦関係の継続性が審査されます。
  • 結婚ビザ申請時の注意点

    • 「真実の結婚」を証明する:
      最も重要なのは、形式的な婚姻だけでなく、実態を伴った真実の夫婦関係であることを客観的な証拠で示すことです。
      • 交際期間・経緯の詳細な説明:
        いつ、どこで出会い、どのように交際に発展し、結婚に至ったのかを具体的に説明しましょう。
      • 夫婦での写真:
        数枚だけでなく、交際期間中や結婚後の様々な時期の夫婦のスナップ写真の提出が有効です。
    • 経済的安定性:
      日本人配偶者の収入や預貯金など、日本で夫婦が安定して生活できる経済力があることも審査のポイントとなります。
    • 行政書士の活用も検討:
      申請書類の作成や、入管への申請資料の準備は非常に複雑です。ご自身で準備される方もいらっしゃいますが、不安な場合は専門家である行政書士に相談することをお勧めします。私たちが、許可の可能性を高めるための的確なアドバイスとサポートを提供します。

      まとめ

      結婚ビザの取得は、日本で大切なパートナーとの未来を築くための第一歩です。しかし、その審査は厳格であり、しっかりと準備を進めることが不可欠です。

      もし結婚ビザの申請に関してご不明な点やご不安なことがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。皆さんの新しい生活がスムーズにスタートできるよう、全力でサポートさせていただきます。

詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。

 

 

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